当専攻 博士課程後期1年 都丸 大河さんが、2024年度地球環境史学会年会 優秀発表賞を受賞しました。
受賞者:都丸大河(とまる たいが)
賞 名:2024年度地球環境史学会年会 優秀発表賞
受賞論文タイトル:北西パンサラッサ海域における白亜紀前期の炭素同位体比変動
受賞日:2024年11月30日
備 考:地球環境史学会
当専攻 博士課程後期1年 都丸 大河さんが、2024年度地球環境史学会年会 優秀発表賞を受賞しました。
受賞者:都丸大河(とまる たいが)
賞 名:2024年度地球環境史学会年会 優秀発表賞
受賞論文タイトル:北西パンサラッサ海域における白亜紀前期の炭素同位体比変動
受賞日:2024年11月30日
備 考:地球環境史学会
京都大学白眉センターの松本特定助教らは日本の探査機「はやぶさ2」が回収した小惑星リュウグウの砂つぶから、微小な塩の結晶を発見しました。
これらはリュウグウの母体となる天体を満たした塩水が蒸発や凍結によって失われた時に析出した鉱物です。同じく塩類が見つかっているエンセラダスなどの海洋天体とリュウグウの水の環境とを比較する研究につながります。

本成果は、2024年11月19日(日本時間)付で国際科学誌「Nature Astronomy」に掲載されました。
研究グループは松本徹特定助教(京都大), 野口高教授(京都大),三宅亮教授(京都大), 伊神洋平助教(京都大), 松本恵助教(東北大), 矢田達主任研究開発員(JAXA), 上椙真之主幹研究員(JASRI), 安武正展研究員(JASRI), 上杉健太朗主席研究員(JASRI), 竹内晃久主幹研究員(JASRI), 湯澤勇人技術職員(IMS), 大東琢治准教授(KEK), 荒木暢主任研究員(IMS)で構成されています。
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白亜紀前期、地球規模の急激な温暖化の進行と海洋における無酸素水塊の拡大により、海洋生物の多くが絶滅しました。
海洋無酸素事変(Oceanic Anoxic Event 1a、以下、OAE1a)と呼ばれるこの大事変についてはヨーロッパや大西洋周辺地域の地層で盛んに研究されてきました。しかし、OAE1aが生起し持続した正確な年代は不明でした。
本専攻の髙嶋礼詩教授、米国ウィスコンシン大学のBradley S. Singer教授らの研究グループは、OAE1aの詳細な年代を明らかにしました。
研究グループは、北海道芦別市の芦別岳北西に露出する地層(蝦夷層群)からOAE1a時期に堆積した地層を見出し、そこに数多くの火山灰層が挟まることを発見しました。
これらの火山灰層からジルコンを抽出し、U-Pb放射年代測定法で年代を測定した結果、OAE1aは1億1955万年前に発生し、その後111.6万年間、海洋の広い範囲で無酸素環境が持続したことが判明しました。
また、蝦夷層群のOAE1aの地層の最上部から、年代の対比に有効な示準化石である浮遊性有孔虫化石を発見しました。この化石種は、白亜紀最大の海底火山体である「オントンジャワ海台」の上に重なる石灰岩からも報告されていることから、オントンジャワ海台の噴火とOAE1aの発生がほぼ同時であることが明らかになりました。
今回、年代測定と同時に行った蝦夷層群のオスミウム同位体比の検討からも、OAE1aの開始時に大規模な火成活動の影響が示唆されることから、オントンジャワ海台の噴火がOAE1aを引き起こしたことが実証されました。
本成果は2024年11月21日日本時間4時に、学術誌Science Advancesに掲載されました。
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8月29日-9月2日に東北大学で開催された日本第四紀学会2024年大会において、吉池奏乃さんが学生口頭発表賞,山根悠輝さんが学生ポスター発表賞をそれぞれ受賞しました。
学生口頭発表賞
受賞者:吉池奏乃(地学専攻博士課程前期2年)
発表タイトル:海岸平野における津波侵食地形の調査とその形成に係る水理量の評価
学生ポスター発表賞
受賞者:山根悠輝(地学専攻博士課程前期2年)
発表タイトル:ストリームパワーモデルに基づく活断層の活動度推定:坪沼断層の例
第65回高圧討論会で、高橋直生さんが第65回高圧討論会ポスター賞を受賞しました。
受賞者:高橋直生(地学専攻 博士課程前期2年)
発表タイトル:中性子回折・イメージングによる液体鉄中の水素量の測定
関連記事 : https://www.sci.tohoku.ac.jp/news/20241118-13475.html
地球温暖化により、私達に身近な動植物の生息域の変化が、既に世界中で多く報告されています。
本専攻の黒柳 あずみ准教授らの国際研究チームは、過去100年間の世界中の海洋プランクトンのデータベースを解析し、その個体数が過去80年だけで約24%(24.24±0.11%)減少していることを明らかにしました。
地球温暖化に伴い、より低温の場所へ年10キロ移動し、生息域を変化させていますが、今後、特に熱帯域では、生息域の変化だけでは絶滅を免れない種が出ることが予想されます。
今回の成果の基となったデータベースは、フランスの生物多様性研究財団(FRB)の生物多様性統合解析センター(CESAB)のプロジェクト(FORCIS)により作成されました。海洋プランクトンは地球上の炭素循環にとっても重要な生物です。
データベースの作成には、日本人研究者らの研究成果が大きく貢献しています。
本研究成果は2024年11月13日(現地時間)に科学誌Natureに掲載されました。
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10月30日、天皇皇后両陛下主催による令和6年秋の園遊会が赤坂御苑(東京都港区)において催され、当専攻の大谷栄治名誉教授が出席しました。

太古の生物が、現在の生物と同じ元素を使って生息していたのかどうかはよくわかっていません。
本専攻の石田章純助教をはじめとする研究チームは、約19億年前の微生物の化石(微化石)を用いた新しい分析手法を開発しました。
この手法は、従来困難だった微化石内部の微量元素を高精度かつ高解像度で検出するもので、特にリン脂質に由来する細胞膜中のリンと、代謝の痕跡である酵素に関連するモリブデンの検出に世界で初めて成功しました。
これにより、約19億年前の微生物にも、現代のバクテリアと同様の細胞膜と代謝をすでに獲得していた直接的な証拠を示すことができました。
本研究成果は、生命の進化過程を解明する上で重要な手がかりを提供します。
将来的には、この手法をより古い地質時代の試料に適用することで、初期地球の生命進化の研究に大きな進展をもたらすことが期待されます。
本成果は9月20日18時(日本時間)、科学誌Scientific Reports に掲載されました。
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9⽉18⽇-20⽇に金沢大学で開催された日本地球化学会 第71回年会において、角南沙己さんが学生優秀賞を受賞しました。
この賞は、きわめて優れた口頭・ポスター発表を行った日本地球化学会学生会員に授与されるものです。
角南沙己(地学専攻博士課程前期1年)
発表タイトル: LON 94101 隕石と模擬実験生成物の糖含有量分析で探る小惑星水質変質の糖に対する影響
