高いアルカリ度が海洋酸性化による有孔虫の殻形成への悪影響を軽減 -恐竜時代の海を手がかりに、海洋環境と石灰化生物の殻形成の関係を探る-

福井県立大学恐竜学部の木下峻一助教、東北大学、産業技術総合研究所の共同研究グループは、海の微小な生き物である有孔虫を用いた培養実験により、海水が酸を中和する能力の指標であるアルカリ度を高めると、低いpH(酸性化)による殻形成への悪影響が軽減されることを示しました。
マイクロフォーカスX線CTで殻の体積を測定し、重量と組み合わせて密度を調べた結果、殻がどれだけ作られるかという「量」と、殻の密度で評価する「質」が、海洋環境の変化に異なる応答を示すことも明らかになりました。

本研究成果は、科学雑誌Scientific Reportsに2026年10月28日19時(日本時間)に掲載されました。

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