学びのロード

充実のプログラムで深まりゆく、知の「探検」ロード。

【学部】地球科学系

地球科学は、多くの方にとって、ミステリアスな領域に触れる未知の学問といえるでしょう。
まずは理学部・地球科学系に入学した皆さんは、はじめの1年半で、地球科学系の領域を進むために必要な素養を身につけます。
2年生の後期から、各自の興味や将来の希望に応じて、地圏環境科学科の地圏進化学コース・環境地理学コース、地球惑星物質科学科の3つのコースへ分かれます。また、本学部の進学率は高く、約6割の学生が大学院に進んでいます。
こうして、それぞれの興味や関心にかなった専門領域を深めていくというスタイルを取っています。

入学から卒業までの流れ

  • 地圏環境科学科

    地圏環境科学科

    「地圏」とは、地球上の、「岩圏(地殻・マントルなど)」「水圏(海洋・湖・川など)」「大気圏」「生物圏」を総合した領域のことです。私たち人間も、地圏の1つ。
    地圏環境科学科は、この4つの圏が相互に作用しながら起こし続けるバラエティー豊かな現象を、現在と過去の視点から解明し理解します。これにより、地球の未来をも解いていきます。

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  • 地球惑星物質科学科

    地球惑星物質科学科

    地球は、惑星は、そもそも私たちの太陽系は、どんな物質から出来ているのか?
    その物質はいつどこで生まれ、どのように太陽系を形成したのか? また、この地球はどんなふうに形作られ、地面の下ではどんなダイナミックな活動が起きているのか?命の起源は?その歩んだ歴史は?
    地球惑星物質科学科は、こういった疑問の答えを求めるために、さまざまな物質の研究を行っていきます。

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【大学院】地学専攻の博士課程(前期・後期)

大学院には、各外部機関と協力・連携した講座が設置されています。学部のいくつかの講座は、この講座の流れを組んで設置。これにより、学部の学生も早くから最先端の研究や知識に触れられるという、ユニークな実学重視の教育プログラムを組んでいます。

本大学の地学専攻は、以下の9講座1分野で構成されています。

  • 地圏進化学講座
  • 環境地理学講座
  • 環境動態論講座
  • 地球惑星物質科学講座
  • 比較固体惑星学講座
  • 自然史科学講座
    (総合学術博物館との協力講座)
  • 岩石地質学講座
    (東北アジア研究センターとの協力講座)
  • 自然災害学講座
    (災害科学国際研究所との協力講座)
  • 地圏物質循環学講座
    (産業技術総合研究所と連携)
  • 地球内部反応分野
    (物質材料研究機構・海洋研究開発機構・産業技術総合研究所と連携)

東北大学 地球科学系の講座構成

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