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気候学グループ

気候と私たちの暮らしを考える

県庁観測

地球温暖化を例に考えてみましょう。年々の暑さ寒さだけで単純に温暖化を議論するわけにはいきませんが、数十年のデータを使ってある地点で温暖化が 確認されても、都市のせいで温暖化していることもあるし、それがどの範囲の気温傾向を代表しているか吟味する必要があります。また逆にヤマセのような低温 現象に温暖化が影響することもあるし、湿度の変化や雨の降り方に温暖化の影響が認められることもあります。さらに温暖化が私たちの暮らしや産業にどう関 わっているか、沙漠化といった緩慢な変化、あるいは台風などの激しい災害と関係しているのかといったことを確かめるには、気候学以外の学問も援用してさま さまざま知恵を絞る必要があります。

内蒙古

大気に境界はありません。一つ一つの現象には様々なスケールの現象が重なっています。街路・都市・海陸風・ヤマセ・モンスーン・・・と気候分野では様々なスケールの大気現象とその影響を研究対象としています。

  1. ヒートアイランド:仙台で小学校の百葉箱を利用して気温の定点観測を実施中です。また海陸風や大気汚染との関係を考察しています。
  2. ヤマセ:東北地方の太平洋側に大きな影響をもたらすヤマセの動向をさまざまな観点から調査しています。
  3. 海外研究:ジャワ島や内蒙古のフィールドで農業や暮らしに及ぼす気候変動の影響を調べています。

大気は目に見えませんし、何の痕跡も残さず時々刻々変化していきますが、私たちの暮らしは確実に気候の影響を受けています。そんな気候について一緒に研究してみませんか。