研究グループ一覧

人文地理学グループ

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准教授 磯田 弦 経済地理学
助教(兼) 関根 良平 人文地理学、農業地理学

多様な人間集団の居住の生態と変容のメカニズムを解き明かす

多様な人間集団の居住の生態と変容のメカニズムを解き明かす

世界には、ニューヨークや東京の大都市圏のように2、3千万の人口集積地からオーストラリアの散居や遊牧地域の人口希薄地域まで、実に多様な人間集 団の居住様式が存在します。しかも、それぞれの居住様式は決して孤立したものでも、また固定したものでもありません。地理学では、居住様式に共通性あるいは全体性が認められる空間的広がりを「地域」と概念化します。地域は種々の環境変化、文化・技術の発達、および地域間の諸関係の変化によって変容を続けて います。その過程において、持続的居住を危うくする地域環境問題を引き起こす場合もあります。人文地理学研究グループは、この多様な人間集団の居住様式の 成立条件と変容プロセスを解き明かすために、「地域」の枠組みのなかで、居住の生態と地域間の諸関係を調査・分析しています。また、地域が現在あるいは近 未来において直面する社会・環境問題について、現象の空間分析を通じて取り組んでいます。

以下に我々が現在取り組んでいる主な研究テーマを紹介します。

多様な人間集団の居住の生態と変容のメカニズムを解き明かす

  1. 世界の都市化研究:経済のグローバリゼーション下での産業の立地変動と都市システムの構造変化
  2. 発展途上国の地域研究:発展途上国における都市零細事業者の生業活動と農村における持続可能な生産様式をめぐる諸問題
  3. 都市の災害論:現代都市の災害に対する脆弱性の検出と防災型土地利用規制をめぐる諸問題
  4. 福祉の地理学:少子高齢化に付随する諸問題の地理学的分析とその対策としての生活環境整備
  5. 農業・農村研究:日本農業の再生産に果たす集落機能と担い手問題および中国農村の環境保全への取り組みにおける問題